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ヒュー・グラント、日本のファンの思い出を語る映画『異端者の家』インタビュー映像【2025年4月25日公開】

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元祖・ロマコメの帝王“ヒュー・グラント“が頭脳派サイコパスに!『ミッドサマー』や『LAMB/ラム』など規格外の狂気を提示し続けてきたA24が仕掛ける脱出サイコ・スリラー映画『異端者の家』が、2025年4月25日より全国公開される。

 『クワイエット・プレイス』の脚本で注目を浴びたスコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本を手掛け、人間に対するプリミティブな恐怖を突きつける本作。

 宣教に訪れたシスターを並外れた頭脳で翻弄する謎の男ミスター・リードを演じるのは、『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなど多数のヒット作で世界を虜にしてきた元祖“ロマンティック・コメディの帝王”ことヒュー・グラント。新境地となる猟奇的な演技は「死ぬほど恐ろしい」「キャリア史上、最も印象に残る演技の一つになる」と絶賛され、第82回ゴールデングローブ賞や第78回英国アカデミー賞など名だたる賞にノミネートされた。

 2人のシスター役には、フレッシュな魅力を持つソフィー・サッチャーとクロエ・イーストが大抜擢。ヒュー演じるミスター・リードが支配する、迷宮のような家から脱出を試みる難しい役どころを演じ切った。閉ざされた家で男が迫る究極の選択は、観る者を出口の見えない迷路へと引きずり込む。

 シスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリードという気さくな男性。妻が在宅中と聞いて安心した2人は家の中で話をすることに。早速説明を始めたところ、天才的な頭脳を持つリードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開する。不穏な空気を感じた2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯の電波は繋がらない。教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。信仰心を試す扉の先で、彼女たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とは――。

 ハリウッド女優と恋に落ちる平凡な書店員を演じた『ノッティングヒルの恋人』をはじめ、元祖ロマコメの帝王と名高いヒュー・グラントが本作で演じたのは、 “サイコパスおじ“<リード>。自宅に訪れた2人の若い女性のシスターを問答無用で閉じ込めるサイコパス<リード>を演じるにあたって「彼は孤独だけど自分は面白いと信じてて、人気のある教授のような存在だと思い込んでいるんだ」と語り、そして「実際は嫌われてるけどね」と飄々と付け加えながら「だからこそ演じてみたいと思った。魅力的で恐ろしいキャラクターなんだ」とその魅力を分析。

 リードの膨大な知識量に基づいた圧倒的な長台詞も見どころの本作。あるシーンの台本は10ページ分を1カットで撮影したことも明かしたが「長台詞のシーンは楽しめた」と流石のコメントを残している。

 さらに、1987年に日本で公開され、今なお根強いファンが多い名作『モーリス』について、「日本人の女性から大量のファンレターをもらったんだ。当時はまだロンドンの小さなアパートに住んでいて、何百通ものファンレターが毎日届いたよ」思い出も語っている。

監督/脚本:スコット・ベック、 ブライアン・ウッズ
キャスト:ヒュー・グラント、ソフィー・サッチャー、クロエ・イースト
原題:Heretic|2024年|アメリカ・カナダ|字幕翻訳:松浦美奈 上映時間:1時間51分
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式HP:happinet-phantom.com/heretic/ 
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