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元祖カミソリ・シュート 秋山登 (大洋ホエールズ)

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直球一本で勝負できる代表的なアンダースロー投手。華奢な体格ながら筋肉質で身体能力が高く、それがアンダースローからあれだけ威力のある速球を投げられた理由だといわれている。同じく下手投げの本格派と言われた杉浦忠も非常に身体能力が高く、しばしば短距離走でチームメイトだった盗塁王、広瀬叔功を打ち負かしている。またシュートの切れも鋭く元祖カミソリ・シュートの異名をとった。後輩の平松政次は2代目。フォームは、普通のサイドスローよりも下の位置から投げておりアンダーかサイドか微妙なフォームである。キャリア後半は、技巧派に転向した。通算193勝を挙げているが負け数も多く、当時の弱小球団の大洋ホエールズでなければ、もっと多く勝てたはずと言われている。実労9年で酷使がたたり現役12年で引退した。 新人王、最優秀防御率1回、最多奪三振1回、ⅯⅤP1回、最高勝率1回。引退後は、大洋ホエールズの監督も務めた。また明治大学時代は3度の優勝を達成するなど六大学野球のスター選手として有名だった。

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